敬称略
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Petite Pomme(プティ・ポンム) https://petitepomme.org/
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希望の丘農園 https://kibounooka.net/
三方良しの会
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割烹明養軒 http://meiyouken.main.jp/
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群馬麦酒シリーズ 有限会社浅間高原麦酒 嬬恋高原ブルワリー https://www.tsumabru.com/beer
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群馬氷室豚 株式会社クリマ https://himurobuta.jp/
完熟いちじくの恵み エバーグリーンファーム株式会社 https://evergreen-farm.net/
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板絵
板絵「よみがえる江戸情緒」
板絵を描き始めたきっかけは、実家で役目を終え積み上げられた戸板を偶然見つけたことから。 幼い頃の自分と戸板のある家の風景を次々と思い起こした。例えば、板に紙を当て上からクレヨンでなぞり板目を写しとった記憶…。 年輪を重ねた杉の板に、永い歳月の風雨によって、深い溝がたたえられていることに目を奪われた。 これまで家を守るために活躍して、その役目を終えて静かにある古く汚れた戸板に、愛おしい思いがした。 この戸板を素材にし、何か作品を作りたいという強い衝動にかられた。
細々とした苗から大木へと成長し、伐採・製材され戸板として使われてきた。 苗からの歳月は優に120年を超えるだろう。古く錆びた釘を抜き解体、水で洗いながら束子で磨き、日陰に干すと、木目も美しく板の色も驚くほど綺麗だ。 そして、杉の香りまで漂ってきた時には「生命を感じる」すごい素材だと感激した。 この板に向かい描いていると「力」を感じる。木の節や木目が、まるで「私はこうして脈々と生きている」と言っているようだ。 迷いや気持ちが沈んでいる時でも、この板に力づけられ、また、この素材の魅力のおかげで「板絵」が作品として完成している。
絵のモチーフは、猫・兎・花・蝶など日本的で自分の好きなものばかり。子供の頃から、「松に鷹」「紫陽花に燕」をはじめ多くの襖絵のある環境で育った。 「幼少から親しんだもの」が素材とモチーフの共通点。板絵の中には「江女(こうじょ)」の俳号をもつ自作の句を記すこともある。 俳誌「瑠璃の会」同人、俳句歴30年。これまで個展5回開催。